俺には前、好きな人が居た。 そう、それは優香だった。 音楽教室に通う日々。 俺はそんな日々に飽き始めていた。 自分からやりたいって言ったはずなのに。 だから俺は“辞める”とも言わずにただなんとなく通い続けていた。 そんな時、現れたのが優香だった。 小さな身長の可愛らしい女の子。 初めて来たのか緊張気味の様子。 俺はこの時、この女の子から目が離せなかった。 今思えばこの時に一目惚れしてたのかもな。 俺はこの女の子と近づきたくて恥ずかしさを隠しながら話しかけた。