ソルト&ペッパー

「お、男に手を貸してもらわねぇし」
「もーう、強がっちゃってー?足、痛いんでしょ?」

ニヤニヤしながら私の方を向く。

「どうせもう歩けないんでしょー?どうしても手伝って欲しいなら手伝ってあげるけどー?どーするー?」
「だ、誰がお前になんか!」
「へぇー?いらないんだ?じゃ、ばーいばーい」

後ろを向き、私に手を振る。