「おーい、望由。なんだよ、さっき気づいてただろ。」 は!?あんたはバカか!!空気を読め、空気を。 葵はずかずかと私の部屋に入ってきた。 「うるさい。公園行った後はひとりでいたいの。」 「嘘つけ。公園行った後はずっとひとりだった後だから寂しいんじゃなかったか?」 なんでそんなこと覚えてるのよ…… 「そんなこと言った覚えはありませんけど~」 「あっそ。」 やっと諦めたか。