「おい、加藤」

突然後ろから声がした

「っ!?...びっくりした~!伊織くんか」

後ろにいたのは伊織くんだった。

「何盗み聞きしてんたよ?」

「違うもん!お昼ご飯食べようとして来たら見えたから...」

「盗み聞きしてんじゃん」

「本当に違うもん!」

「じゃあ何でだよ?」

『ヤキモチ妬いてました』なんて言えない!

絶対言えない