桜舞う春、中学校2年生から3年生に進級した"山下 優樹菜"は高校受験の為に必死に勉強していた。

バドミントン部に所属していて部長を務めている優樹菜は塾に通っていて、夕方頃部活が終わるといつも急いで、塾に行っていた。

顔はいわゆる中の上くらいで運動神経も抜群だが、唯一の欠点は勉強が出来ない事だった。

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「やばいやばい〜!急がないと塾の時間に遅れちゃうよぉ」

この日も塾があった優樹菜は部活が終わった後、急いで塾へと向かった。