私は大きく深呼吸をした。
まずは涙を流さないように、ちゃんとしっかり話せるように。
「秋ちゃん…
私は、小さい時からずっと秋ちゃんが好きだった。
今はそれ以上に好き…
この間、私を好きっていう人とおつき合いしたんだ…
でも、全然ダメで、心から笑えないし、心から楽しめない。
だって、私は、秋ちゃん好きなんだもん…
付き合うなら秋ちゃんがいい…
秋ちゃんは、嫌かも、しれないけど…」
最後の方は涙がポロポロこぼれ落ちた。
「七海、高校に入ってスマホもらえたか?」
秋ちゃんは全然関係ない話をしてくる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…