しばらくすると、年配の女性が出てきた。


「あらご苦労さん。璃倫のおばあちゃんです。」

「野辺です。」

「璃倫は見つかったのかな?」

「警察署付近の公園で、璃倫さんとみられる腕が見つかったんです。」

「あらまあ本当? なかで話をしましょう。」


私は璃倫さんの祖母宅へ入った。