少女警官チカコ 第5話

しばらくして、宇吉さんが出てきた。


「なぜまた警察官?」

「アイドル殺害事件について、宇吉さんから話を聞きたいんです。」

「あなたは璃倫さんを殺害した、犯人ですね?」

「なんで?」

「異世界からきた、野辺の推理の末です。」


『異世界からきた』は余計!


「私は犯人ではございません。」

「本当にですか?」

「ファンがアイドルを殺害したら、他のファンに迷惑じゃないか。」

「それなら、宇吉さんが映画館でヘイヘイ騒ぐのもファンに迷惑です。本当はあなたが犯人ではないですか?」

「それは申し訳ない。でも人殺しはしていない。」


類瀬 宇吉さん、本当はファンではないんじゃないの?

あやしい。