佑雨side




海ちゃんが泣いてるのを見てからほうっておけない自分がいる





女の子なんて来るもの拒まず去るもの追わずだったのに





来ても去ってもない海ちゃんが気になる




海ちゃんのそばにいると、



「佑雨〜、お弁当一緒にたーべよ」


と女の子たち



「いいよーん、おれにもひとくち」




ほーら、ちゃんと女の子がすき



海ちゃんはそのなかのひとりひとり!










女なんてみんな同じだ。心変わりははやい



信用なんてとっくにない