ある日の放課後。
私は先生に呼び出されて資料室に教材を持っていくように頼まれた。
『この量を女の子1人に持たせるなんて先生も鬼だな』
「まーいちゃん。」
「ひゃぁっ。」
いきなり後ろから掴まれて思わずコケてしまった。
もちろん、教材もばらまいてしまって。
「まいー、お前どんだけコケるんだよ。
小学校の運動会だってコケてたし笑」
私を後ろから掴んだのは君だった。
「うるさいなぁ、大輝が驚かせるからでしょ?」
「それはごめんごめん。ほらっ」
そうやって手を差し伸べてくれる君。
昔は私と手の大きさも変わらなかったのに今ではとてもたくましい。
私は先生に呼び出されて資料室に教材を持っていくように頼まれた。
『この量を女の子1人に持たせるなんて先生も鬼だな』
「まーいちゃん。」
「ひゃぁっ。」
いきなり後ろから掴まれて思わずコケてしまった。
もちろん、教材もばらまいてしまって。
「まいー、お前どんだけコケるんだよ。
小学校の運動会だってコケてたし笑」
私を後ろから掴んだのは君だった。
「うるさいなぁ、大輝が驚かせるからでしょ?」
「それはごめんごめん。ほらっ」
そうやって手を差し伸べてくれる君。
昔は私と手の大きさも変わらなかったのに今ではとてもたくましい。

