自分たちの教室に入ると⋯⋯


「⋯⋯隼人!?心菜ちゃん!?え、えっと、あそこ空いてるよ!」



「俺たち客なんだけど?」



うわー、これ完全に楽しんでる。



「い、いらっしゃいませ。に、2名様でよろしかったでしょうか?」



「はーい、大丈夫でーす」




え、隼人くん口調変わってるけど⋯⋯!完全にからかってる!!




「じゃあ、あちらが空いておりますのでそこに座っててください」




明らかに顔がガチガチの南央くん。




楽しそうに席に座る隼人くん。




あまりにも可哀想だったので



「ご、ごめんね」




一応謝っておいた。



「ぜ、全然!はは」




これは大丈夫じゃないな。