『そういうこと』





「俺と花音ちゃんの2人⋯⋯?」




俺大丈夫か?




「2人はさすがに気まずいんだけど!」




隼人も知ってるだろ!?




『大丈夫。俺と心菜は気まずくないから』




それはその2人が凄いだけ。よく短時間であんなに仲良くなれたよね。




隼人があんなに早く女の子と仲良くなるなんて思ってもなかったしびっくりした。




『てことで一緒に帰ってやって』





「え?はっ!?」






やっぱり最後はそこに行くんだ。




俺と花音ちゃんの2人⋯⋯か。





いつも何話してるっけ。




てか、元々、二人っきりで喋ったことは無い。



大体そこに隼人か心菜ちゃんがいるもんな。