「栗原………さん?」
扉を開けて中に入ったと同時に、聞き覚えのある声が僕の耳に届いた。とても澄んだ、きれいな声。
「………」
僕の視界中央に、見覚えのある女性が立っていた。とても美しく、女子アナのように清楚な女性。
女性は、風俗店とは思えないぐらい普通の服装をしていた。白いブラウスと黒いミニスカートから伸びた。色白美脚が美しい。
「美希さん…………」
ーーーーーードクン!
その名前を口にしただけで、僕の心臓の鼓動が激しくなる。頬が熱くなり、思考が停止する。
ーーーーーー何で、美希さんがこんなところにいるの?学校は…………
あれこれ考えている混乱した脳内で、僕は目の前の美希さんに視線を向けた。それと同時に、美希さんと目が合う。


