二人だけの秘密

「疑って、すみません」

僕は、頭を深く下げて謝った。

「いや、いいよ。でも、これを書き込んだ犯人って、もっと身近な人じゃないかな………?」

「えっ!」

何気なしに言った松岡店長の言葉を聞いて、僕の眉がピクリと動いた。

「いや、分からないけどね。でも私は、そう思うよ」

「身近な人………」

「あ、ごめん。お客様来たから、話はこの辺で。いらっしゃいませ、どうせ」

お客様が入って来たので、僕は店を出た。

「身近な人………」

松岡店長の言葉を聞いてから、妙に僕の胸がざわついた。それは、家に帰っても続いた。