それからはあっという間だた。

夏休み2回目の集まりの日

背景担当は私を含めて4人、朱里と奈央ちゃんと圭。

奈央ちゃんっていうのは朱里ともう一枚の背景かくひと。

私と朱里と奈央ちゃんは同じクラス。

奈央ちゃんはのったりしていて、ココにいるけど、ココにいない感じ?な不思議ちゃん。



…………残念ながら圭とは違うクラス





「杏樹、どうする?前回の集まりでひとまずは、デザイン考えるのと、模造紙はりしたけど、」

んーどうするか、


「じゃぁ、今日で下書き終わらせようか」

圭だ。

「圭に賛成、じゃぁ、どっちから描く?」


みんなを見渡してきく

「んー時間もったいないし、部屋2つもらって、同時進行しない?」

朱里の言うとおり、そうしよう!

「じゃぁ、決定ね♪杏樹と圭くんは2年生の階の学習室使ってね」

朱里がこちらをチラっとみながら言う。朱里には私が圭のことを好きなのがばれている。



「え!っ勝手にきめるの?」

急に異次元から帰ってきた奈央ちゃんがくちを挟んだ。

「こーへーーにグーットッパーしよー?」

はぁ、ビックリした!急に大きい声だしたから、圭と私が同じ教室でいることに
起こったかと思った、ハァ。



「じゃぁいこうかー」

圭の声に答えて、教室をでる。


…………………奈央ちゃんが睨んでいるのをいらないままに。