靴箱で和成と別れた。 学年が違うから和成と私たちは校舎も違う 和成と別れたあとこっそりと目で追った。 アイツは優しいから誰にでも笑顔だ。 おはようとアイツが言えば四方八方から返ってくる。 自慢の兄だ。 …周りから見たら私は和成が嫌いだと見えるはず。 アイツにもそれが伝わってアイツも私を嫌いになってくれたら諦められるのに 「佳代姉さん、カズ兄が気になる?」 「え、いや、なんでもないよ。教室行こ」 頭から和成を消すように頭を振って私達は歩きだした