「ファー。」

「どーしたん。さっきからため息ばっかりついて。」




幼なじみの美月。


美月とは中学までは幼稚園から


ずっーと一緒だったんだけど、


うちの学校にはバスケ部がなくて



バスケがしたかったから違う高校に行ってしまったのだ。


で、

今日は久しぶりに遊んでるってわけ。


「みぃーづぅーきぃー。」


「なに。」


おっ。

冷たくね?



あ....いっつもか




「もー部活ヤダー。」


「何でー。部活ほどいいものは無いね☆」


なんで☆ついてんの笑


「だって暑いんだもーん!!」


「自分から暑い暑いサッカー選んだんじゃん。」