大変だった椅子運びを 代わりにSが椅子を持ってくれた時など とても助かったが 同じクラスの子に 自分で持てばいいのに と言う心ない言葉に傷付いた
自分で椅子を持つしかなかった
いつしか 体育館に椅子を 置いてもらえるようになった
とても楽になった
もっと早くそうしていれば 良かったのにと思うが 自分だけ特別扱いしてもらっていいのか?疑問だったし 全く手足が動かないならわかるが 椅子を運べない訳じゃないのにそんな事を言っても良いのかわからなかった
けれど大変だった事には 変わりはない
新しい クラスでは ゲームの話で盛り上がった
Sは ゲーム好きで Sのすすめで私もゲームにハマっていった
その時のゲームは プレステーション2 で急ぐゲームでもなく ボタンを早く押すと言うのでもなかったので 私でもできた
家では ゲームに没頭した
現実を忘れる為だったのもあった
私にとってゲームしている事が唯一の幸せだった
Sに教えてもらうまでゲームやってなかったので その時に付き合う友達によってすごく 影響されるのだと思った

