左手でストックが 持てなくて右だけ持って滑っていた
ストックがないと余計に怖いものだった
左手は動くものの 手袋さえ付けれるかどうかだった
寒さで手は固まり 動かなくなる事も しばしば
スキー板からストックで靴を外すのも すごく力が必要で大変だった
スキー場のトイレに行くのも 大変で スキーウェアは上を脱がないと 下を下げられないので すごく時間ががかってしまう
足が悪いので 和式トイレが使えず 私の使えるトイレは 限られていた
洋式の方が 利用度が 高く数に限りがあるので 待っていなければならない
何をするにも 人より時間がかかってしまう為 誰よりも先に行動しなくては遅れてしまう
昼食の時間に皆と同じようにゆっくり話はできないし 何をしていても 不安はつきなかった
自分の事は自分で 何でもしなければならなかったので 心配で仕方なかったし 誰にも迷惑はかけられないと思っていた
私はこの事がきっかけで スキーが嫌いになった

