｢ねえ美波。別に告白しようとか私思ってないからね？チャラ男っぽいし…｣
｢チャラ男ねぇ。最近ちょっと酷いもんね。ころころ彼女変わってるし、｣
！？彼女！？彼女いたの！？
え、遊びじゃなくてあれって彼女だったの！？
｢彼女…！？彼女居たのに私にあんなふうに優しくしたり思わせぶりな態度を…｣
｢まあまあ、落ち着きな。とりあえず教室へレッツゴー！｣
ショックを受けている私をズルズルと引きずりながら美波は教室へと進む。
＿＿＿＿＿＿＿＿
｢おっはっよー｣
私と美波に話しかけてきたのは
去年同じクラスだった松本凛。
あ、ちなみに男の子。女の子みたいにおっきな目と綺麗な肌、栗色のサラサラとした髪の毛の持ち主だから少し女の子っぽい。笑
文化祭では演劇で女の子役してたくらいだもん。
でもって女子に人気がある。
