「しょーがないじゃん。

あーあ陽介がもっと身長大きければなー

なんつって」




陽介は諦めたように


「へいへい」



と生返事。



前までは陽介の身長のことを言うと軽い右ストレートをくらったものだが、

私が毎日毎日同じ話ばかりするものだから一々反応するのが面倒くさくなったらしい。



今ではすっかりこの話については相手してもらえなくなった。



なんとなく寂しい気もする。