なんて、思ったいたら、


「そーいえばさ。

お前、倒れた幼なじみおんぶして運んだんだって?」



いきなり切り出された話題。



私はその場に居ちゃいけないような気がしたけど、続きが気になった。



私は私が陽介たちに見えないよう物陰に隠れた。



「なんで知ってんだよ」



「いや、結構皆知ってるって。

でさー正直どうなの?」



どきっとした。



その男子は興味半分、からかい半分というかんじだった。