「無理に笑顔つくんなよ。 お前の下手なつくり笑顔なんてお見通しなんだよ」 朋ちゃんといい陽介といいなんでこう鋭いのかな。 いや私がわかりやすいのか。 「だいたい1位になることよりおまえの方が大事に決まってんだろ」 なにそのかっこいいっぽいセリフ。 陽介は私に背中を向けた。 「ほらおぶってくから乗れよ」 「陽介の身長じゃ私のこと運べないでしょ。 第1に陽介、私のこと運べないじゃん」