「はぁー身長が小さくなりたかったなー 誰か身長を縮めてくれる薬とか発明してくんないかな?」 ぼーっと身長の小さい私を想像する。 うん、今より断然可愛いと思う。 「どんな身長でもおまえの良さは変わんねーだろ」 陽介がぼそっ放った言葉は想像中の私の耳には届かなかった。