月明かりにも負けないぐらい綺麗な銀色の髪に

金色の鋭い瞳。




絵本や小説から出てきたような美形である。




私はついその美しい容姿に見惚れたが

慌てて我に返って、


何で不法侵入者で変人なこの人に見惚れているのよ私!



と、自分に自分でツッコミを入れては

改めて彼を見上げる。