「は、花嫁!?」




目の前に居る彼は確かにそう言ったのだ。




「何か文句でもあるのか?」




明らかに状況についていけず

混乱している私に対して彼は不思議そうに首を傾げ

そう私に向けて問い掛けしてきた。




「文句ならあるよ!急に現れて花嫁なんて言われても意味が分からないよ!」