少ししてから

私ははっ!と思い出し子犬を見下ろして、


「侵入方法は分かったよ、それで2つ目の質問なんだけど…花嫁って?」




私の2つ目の質問に

半ば諦めて頭を撫でられていた彼は顔をあげ、


「俺達みたいなヴァンパイアは自分が決めた相手を花嫁に選ぶ、しかも人間の娘をだ。」