「悪かった、悪かった…だから泣くな。」




彼は私の前にしゃがめば頭を優しく撫でてくれる。




「……ねえ、質問が3つあるんだけど良い?」




頭を撫でられると不思議と安心できた為

私は両手で目元を擦り涙を拭ってから彼を真っ直ぐ見つめ問い掛ける。




「何だ?…言っておくが答えられる事しか答えないからな。」




私は彼の言葉に頷く。