「はあ〜 寒いね〜」 大輔サンが言う。 「寒いですね〜」 ううっ 気まずい… そんな気まずいまま 別れ道になってしまった。 「じゃあ、俺こっちだから」 「あ!はい!お疲れさまで〜す」 「あ!ねえ!」 自転車をこぎ出した私はびっくりしてブレーキをかけた。 「はい?」 私が振り向くと大輔サンは言った。 「腹減ったからラーメン食べに行かない?」 確かに大輔サンは飲み会で飲んでばかりいてほとんど食べていなかった。 優柔不断な私は断ることができず、ラーメン屋に行った。