大きな声を出して驚く。

そして、食堂にいた全員があたしとりぃの方向を向いた。


「ちょっとりぃ!声!」

「あっ、ごめん……」


カタン、とイスに座り直す。


「……で?その相手は……?」

「昨日知り合った人」

「えええ?!」


驚きすぎて箸が止まってしまったりぃ。

ポカンと口を開けて、あたしをじっと見つめる。


「き……昨日って……」

「うん……」


自分でも、おかしいと思っちゃう。

でもずっと、昨日から飯田くんが頭の中を占領している。


ホント……自分でもビックリだよ。