ギィーーー…

あ、男の子だ。
ほぇ…

横顔かっこいい…。


て、まさか、あれ?じゃないよね?


「桜田さん。」

「まさか、井上先輩…?ですか?」


「そうだよ。俺が井上圭吾…。」


「なんだ。先輩かっこいいじゃないですか。」

「ありがとう。」



先輩は困ったように笑った。