神奈…… 私の親友だ。



私が心の声が聞こえるということを知っている唯一の友達。


天真爛漫で、頭も良くて、誰にでも優しい。



そんな彼女だから、私は自分のことを話すことができた。


神奈は男女問わずに人気がある。

よく、男子とも仲良さそうに話していた。



それは、隼人も同じで……。

でも、二人はいつもケンカばかりしていた。

会えばいつも言い合いで、そんな二人を私が止めていた感じ。




そばにいたのに………。





全然気づかなかったや。。






私は涙をこらえ、その場をさった。