今日は卒業式、
こんなに古びた校舎にも来なくていいって思うと、嬉しい半面、寂しいさもある。

たくさんの思い出がすごく思い出さける。


わたしは今日も始発できた、

お世話になった校舎にお別れしてくて。

屋上にきて、校舎を見下ろしていた、

あ、あそこでよく先生に隠れてお菓子食べてたなぁ…
屋上からめっちゃ見える…

そんなこと考えてた

「さくら、ここにいたんだ」


「えっ?音芽くん?どうしてここに?」

「探してたんだよ。」


「どうして??」

「え?…音芽くん?」

「あのさ、…体育祭の時おれに、告白してくれただろ?さくらは未だ好きなのかなって思ってさ。」

「音芽くん??私、ずっと音芽くんのこと好きなんだよ…?」