もっと勉強しなきゃな…。
私が説明できるのはトイレの場所と出口くらいしかないっていうのは大問題だ…。
今日パンフレット貰っていこう…。
その後は順調に仕事ができて、やっと休憩の時間になった。
休憩室に行く時島田さんと会って、逢坂さんのことを切り出した。
「逢坂さん大丈夫ですかね」
「まだ戻って来てなかった?」
「はい…私は見てないです」
「まだ怒られてんのかな…。いやぁ…俺が行くべきだった。1番近くにいたの俺だし」
失敗したな、と頭をかいた島田さんは休憩室のドアを開けて大きな声を出した。
「逢坂!!!」
いつものごとく机に突っ伏した逢坂さんを見つけたみたい。
「おつ」
「逢坂ごめん!」
体を起こした逢坂さんに頭を下げる島田さん。
「めっちゃ怒られた…?」
「史上最長の説教くらった。超怖かったぞ」
「本当にごめん」
「あの混みようじゃ仕方ないでしょ」
真剣に謝る島田さんに軽く返す逢坂さん。
なんで平気でいられるの?
「何言われた?精神崩壊してない?」
心配そうに聞く島田さんの質問は真面目なのか分からなくなる。
「えー…死ねとか?役立たずとか?ゴミとか?」
笑いながら答える逢坂さんに疑問を抱く。
なんで笑っていられるの?
「まじで俺が行くべきだった。完全に濡れ衣。本当に申し訳ない」
「いいよ〜。そんなに気にしてないし。それに島田がやったんじゃないだろ〜。でもだからと言って真鍋さんだけ行かせたらまた人が減りそうだったしね」
嘘だよ。
何時間も説教されて気にしないわけない。
それに言ってたじゃん。
自分のせいじゃないのに人に頭を下げるのはムカつくって。
「逢坂さん」
「なに?」
「私、頑張ります」
「え?どうしたの」
「逢坂さんに迷惑かけないように頑張るので、また色々教えてください」
「え?なんか責任感じてる?」
責任とかたいそうなものじゃないけど、1番の問題児である私が頑張ったら少しは逢坂さんの負担が減るかもしれない。
「私、頑張ります」
「もう頑張ってるじゃん。いつも通りでいいよ」
なんでこう、自分ばっかりなの。
腹立つ!!
「頑張るから教えてください!!」
私が説明できるのはトイレの場所と出口くらいしかないっていうのは大問題だ…。
今日パンフレット貰っていこう…。
その後は順調に仕事ができて、やっと休憩の時間になった。
休憩室に行く時島田さんと会って、逢坂さんのことを切り出した。
「逢坂さん大丈夫ですかね」
「まだ戻って来てなかった?」
「はい…私は見てないです」
「まだ怒られてんのかな…。いやぁ…俺が行くべきだった。1番近くにいたの俺だし」
失敗したな、と頭をかいた島田さんは休憩室のドアを開けて大きな声を出した。
「逢坂!!!」
いつものごとく机に突っ伏した逢坂さんを見つけたみたい。
「おつ」
「逢坂ごめん!」
体を起こした逢坂さんに頭を下げる島田さん。
「めっちゃ怒られた…?」
「史上最長の説教くらった。超怖かったぞ」
「本当にごめん」
「あの混みようじゃ仕方ないでしょ」
真剣に謝る島田さんに軽く返す逢坂さん。
なんで平気でいられるの?
「何言われた?精神崩壊してない?」
心配そうに聞く島田さんの質問は真面目なのか分からなくなる。
「えー…死ねとか?役立たずとか?ゴミとか?」
笑いながら答える逢坂さんに疑問を抱く。
なんで笑っていられるの?
「まじで俺が行くべきだった。完全に濡れ衣。本当に申し訳ない」
「いいよ〜。そんなに気にしてないし。それに島田がやったんじゃないだろ〜。でもだからと言って真鍋さんだけ行かせたらまた人が減りそうだったしね」
嘘だよ。
何時間も説教されて気にしないわけない。
それに言ってたじゃん。
自分のせいじゃないのに人に頭を下げるのはムカつくって。
「逢坂さん」
「なに?」
「私、頑張ります」
「え?どうしたの」
「逢坂さんに迷惑かけないように頑張るので、また色々教えてください」
「え?なんか責任感じてる?」
責任とかたいそうなものじゃないけど、1番の問題児である私が頑張ったら少しは逢坂さんの負担が減るかもしれない。
「私、頑張ります」
「もう頑張ってるじゃん。いつも通りでいいよ」
なんでこう、自分ばっかりなの。
腹立つ!!
「頑張るから教えてください!!」


