あー、緊張するな
でも、大丈夫
「後方よし、後方よし、右よし」
ドクン..ドクン...
静かな車内に響いてるんじゃないかとヒヤヒヤするぐらいにドキドキしている
『んー、白石さん...もう少し声出せるかな?あまり何を言っているか分からないから確認自信出して言ってみようね!』
あーあ〜、指摘された。もうヤダ
声出す前に何を言ったらいいか分かんない!
「え、あ、はい。」
何だかんだ時間は過ぎ
『お疲れ様でした。難しいとは思うけど確認の声出してね?うん。今日は以上です。』
「はい。分かりました、ありがとうございます。」
少し冷たい表情で言われ私は教官の顔を見ないまま挨拶をして逃げるように受付に向かう
何だか疲れた。実車いつにしよう。ネットで予約とろう。今日は早く家に帰りたい
原簿を返しバスに向かう
バスの運転手さんはいつも優しい人
そうだ、予約!
スマホを取り出し空いてる日をチェック
23日にしよう 明後日か...気持ちが重い。
