「ゴホン、わ、私は日本からきた 梁瀬 琴都よ」
「日本?...聞いたことないな」
「そりゃそうよ、日本とここは違う世界だって、ハルキさんが言ってたし」
「ハルキ?...ああ、親父の執事か」
??
親父?
ってことは...
「あなた、王子様?」
「ああ、俺はソルティ王国の王子、クルトだ」
え、ええええ!!こんな口悪男が王子!?
ありえない!!
そりゃ、外見だけ見たら王子様だけど...
口開いたら、全く王子様じゃない!!
全く、世の中 不公平ね!
「それにしても、なんでここに王子様がくるのよ」
「お前、口の聞き方に気をつけろよ。俺は王子様だぞ」
「いや、私から見たら王子様に見えないし」
「お前の意見なんてどうでもいいんだよ」
「っ〜〜、分かりましたよ、王子様?」
「まあ、いいだろう。俺がここに来たのは、...たまたまだ」
...
は?たまたま?
「え、ほんとに?たまたま?」
「なんだ、疑うのか」
「いや、そうじゃなくて、理由もなくここにきたっていうことが意外で、返す言葉がみつからないというか」
「そうか、それならそれでいい」
...
沈黙。
な、なんか喋ってよ!!
何話していいのかわからないじゃない!
...でも、こうしてみると ほんとにかっこいいな。
モデルになれるよ、この人
モテてんだろうなー、うらやまし.....っ///
なんで、羨ましがってんのよ、私は!!

