.........


て、顔近いよ!


私と彼の距離、わずか1cm



「きみって、キスしたことあるの?」


...は?なにいってんの?


「ある」


「へえー、そうなんだ
じゃあ、深いのでも大丈夫かな」



え、え?何する気??まさか、、


嘘でしょ!?こいつキスする気なの...?


キスしたことはあるけど、軽く1回しただけなんだけど!!



私が心の中で悶えてる時、彼の唇と私の唇が触れた...


「んっ」


え、ほんとにキスしてる、の?


やだやだやだやだ


好きでもない人としたくない!


彼の胸をドンドンと強く叩いてみたけど、ビクともしない。


いつの間にか 片手は頭を押さえられて、もう片方は腰にあるし。



「っはあ、はっ、や、だ!...んむ!?」


私が口を開いた途端、彼の舌が私の口の中にヌルッと入ってきた。


その瞬間...


ゴクッ


私、今何か飲んだ?



「んっ、はあはあ、や、め...て 」



やばい、足がガクガクしてきた。


酸素もほしい...


てか、誰か通ってよ!なんで誰もいないの!?