「あいつの話など聞かん。」
目をむいて脳みそを垂らし出す男に呟いた。

この日の犠牲者は一人のみ。
陽が昇るとハデス達は姿を消した。
朝日に気づき、恐る恐る外を確認する村人達は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
ただ、昨晩の事が夢でなく、現実だと物語る一体の死体。
村人全員で協力し、彼を火葬してあげた。

この後、更なる恐怖を体験する事になる。