「准くんはなんで色んな女の子とやるようになったの？」
『なんでって言われてもなぁ…』
「過去になにかあったの？」
『裏切られたとかってこと？』
「うん」
『別にない( 笑 )
俺誰かを本気で好きになったことないし』
「え、付き合ったことは？」
『あるけど好きだったわけじゃない。
やれるから付き合っただけ。
女なんてそんなもん。』
最後の言葉が引っかかる
「言っとくけど、みんながみんな、そういうやつじゃないから」
彼が小さく笑う
『そうかもな、少なくともお前は( 笑 )』
なんかうれしかった。
「でもさ、学校でもそんななの？」
『いや俺、学校では優等生だから！
サッカー部部長、生徒会長、頭良くて顔もいいし面白いし( 笑 )』
「自分で言うな馬鹿( 笑 )」
『仲いい何人か以外は俺がやりまくってくこと知らないし』
「みんな騙されてるのか…かわいそ…( 笑 )」
