「今年、向日葵畑に行こうね〜って言ったでしょ?でも行けないかもしれないから、私が向日葵いっぱい持ってきたよ!向日葵畑よりは迫力はないけど、きれいでしょ?」 「あっ、もうすぐしたら私の誕生日だよ!疾風、毎年祝ってくれるよね!今年も祝ってよ?」 だけど、どんどん視界がぼやけてくる。 ああ、まただ。 どんなに話しかけても部屋は静かなままで、虚しくなってくる。 「疾風……お願いだから返事してよ……」 涙が頬を伝っていくのがわかる。 「疾風の声、聞かせてよ………もう半年も聞いてないよ………」