『殺してよ、わたしを』 懇願するように言って、成美は愛する男を見つめた。 男は成美の首にかけた手を一瞬、止める。 『一緒に、死んでよ!!』 思わず成美が叫ぶと、男は組み敷いた女の顔を見た。 『怖い女だよ、お前は!毎日毎日電話をかけてきやがって一一!!お前なんか本当、殺してやりたいよ!!』 『毎日、かけるわ。これからも。ううん、死ぬまでずっと』 成美はくすりと笑って、挑むように言った。 『黙れ!黙れ!!』 瞬間、男の指が成美の喉に食い込んだ。 『ぐ……ぅっ』 ・