「んー、口説く相手が鈍感すぎて気付いてもらえないシチュエーションでの上手い切り返し方とか教えてくれると助かる」
「随分細けえなオイ」
先ほどリュータと楽しげに会話をしていたが、年が離れていると思われる自分ともさほど気にすることもなく慣れ合ってくる。人を惹き付ける天性の才能というか、カリスマみたいなものがレツには備わっているのかもしれない。日本でもこういう少年が政経を担ってくれたりすると安心なのだが、レツもまたリュータと同じく政治に疎く頭もよろしくなさそうである。世の中そう上手くはいかない。
「ほんとに。……ユウジとパーティ組めたら楽しそうだったな」
「……レツ、おまえの旅って」
急ぎじゃないなら、オレ達にこれからもついてくるか。そう口にしようとしたその時だった。
「伏せろ!」
急に立ち上がったレツが、外していた斧を手に間髪入れず薙いだ。慌てて身を屈めると、頭の上を大斧がすり抜けていくのが風圧で感じ取れた。
いきなりなんだと問い詰める必要もなかった。レツが斧を振るった先に、首を落とされた巨大トカゲが絶命している。
「あれは……」
「随分細けえなオイ」
先ほどリュータと楽しげに会話をしていたが、年が離れていると思われる自分ともさほど気にすることもなく慣れ合ってくる。人を惹き付ける天性の才能というか、カリスマみたいなものがレツには備わっているのかもしれない。日本でもこういう少年が政経を担ってくれたりすると安心なのだが、レツもまたリュータと同じく政治に疎く頭もよろしくなさそうである。世の中そう上手くはいかない。
「ほんとに。……ユウジとパーティ組めたら楽しそうだったな」
「……レツ、おまえの旅って」
急ぎじゃないなら、オレ達にこれからもついてくるか。そう口にしようとしたその時だった。
「伏せろ!」
急に立ち上がったレツが、外していた斧を手に間髪入れず薙いだ。慌てて身を屈めると、頭の上を大斧がすり抜けていくのが風圧で感じ取れた。
いきなりなんだと問い詰める必要もなかった。レツが斧を振るった先に、首を落とされた巨大トカゲが絶命している。
「あれは……」
