リュータが一人で敵を倒しても、パーティと認識されていれば経験値自体は普通に加算されるシステムなのはありがたい。
彼は元のレベルが高くレベルアップまでの必要経験値が大きいためほとんど変わりは無いが、こちらは元がレベル一だったこともありレベルアップ祭りである。
レベル二十三になって、スマホのステータスガジェットには体力68、魔力34と表示されるようになった。各属性の基礎攻撃魔法が一発につき魔力3消費なので、詠唱する時間を稼ぐ方法が見つかりさえすれば自分ひとりでもそれなりに戦闘は可能だ。
といっても、リュータとかたくなに顔を合わせたくないらしい師匠に口止めされているおかげでここ数日で使える魔法の種類が増えたとはまだ打ち明けられていない。相変わらず自分が攻撃手段を持たないと思い込んでいるリュータは、戦闘時も常に過保護だった。
どうにかして、自力で魔法を研究したってスタンスで説明するしかねえかな。
なんと説明したものか、悩みながらの下山は足元が疎かになりやすかった。
「あ」
転がっている石に足を取られ、下山の勢いもあって大きく前に倒れ込む。カーブだったこともあり、転んだ先は崖だ。
「ユウジ!」
「うおっ、とあぶねー」
「え?」
彼は元のレベルが高くレベルアップまでの必要経験値が大きいためほとんど変わりは無いが、こちらは元がレベル一だったこともありレベルアップ祭りである。
レベル二十三になって、スマホのステータスガジェットには体力68、魔力34と表示されるようになった。各属性の基礎攻撃魔法が一発につき魔力3消費なので、詠唱する時間を稼ぐ方法が見つかりさえすれば自分ひとりでもそれなりに戦闘は可能だ。
といっても、リュータとかたくなに顔を合わせたくないらしい師匠に口止めされているおかげでここ数日で使える魔法の種類が増えたとはまだ打ち明けられていない。相変わらず自分が攻撃手段を持たないと思い込んでいるリュータは、戦闘時も常に過保護だった。
どうにかして、自力で魔法を研究したってスタンスで説明するしかねえかな。
なんと説明したものか、悩みながらの下山は足元が疎かになりやすかった。
「あ」
転がっている石に足を取られ、下山の勢いもあって大きく前に倒れ込む。カーブだったこともあり、転んだ先は崖だ。
「ユウジ!」
「うおっ、とあぶねー」
「え?」
