このフロアに敵の影は見当たらない。
「また祭壇壊せばうまくいったりしてな」
「もう、いい加減許してよ」
ユウが冗談交じりで笑いながら、祭壇に触れる。苦虫を噛み潰した顔でそれに答える。そのやり取りは、最中で中断した。
「……!」
勘だった。急に嫌な予感が膨れ上がって、思わず彼を突き飛ばす。次の瞬間、祭壇の真上から光の雨が降り注いだ。
「ウリエル!」
この攻撃を自分は知っている。術者が誰なのか、どこからやってきたのかも分かるのに、光弾の直撃で受けたダメージが大きすぎて、身体が言うことをきかない。
「あれは……」
戦士の驚愕の声が聞こえた。自分のすぐ上、彼らの目の前には恐らく、もう一人の天使が出現している。
私を呼んだのはおまえか。落ち着き払った感情の無い天使の声からは、その存在が不完全な状態でマムから生み出されたものだということが分かる。
天使に警戒しながらも駆け寄ってきたユウに抱きかかえられ、すぐに後退するはめになった。
「また祭壇壊せばうまくいったりしてな」
「もう、いい加減許してよ」
ユウが冗談交じりで笑いながら、祭壇に触れる。苦虫を噛み潰した顔でそれに答える。そのやり取りは、最中で中断した。
「……!」
勘だった。急に嫌な予感が膨れ上がって、思わず彼を突き飛ばす。次の瞬間、祭壇の真上から光の雨が降り注いだ。
「ウリエル!」
この攻撃を自分は知っている。術者が誰なのか、どこからやってきたのかも分かるのに、光弾の直撃で受けたダメージが大きすぎて、身体が言うことをきかない。
「あれは……」
戦士の驚愕の声が聞こえた。自分のすぐ上、彼らの目の前には恐らく、もう一人の天使が出現している。
私を呼んだのはおまえか。落ち着き払った感情の無い天使の声からは、その存在が不完全な状態でマムから生み出されたものだということが分かる。
天使に警戒しながらも駆け寄ってきたユウに抱きかかえられ、すぐに後退するはめになった。
