軋む身体を起こすと、僧侶の回復呪文が瞬時に傷の痛みを癒していった。
自分も早く戦闘に戻らなければ。ユウたちの元へ駆け出すと、先ほどの回復魔法一回では癒しきれていなかった脇腹に鈍い痛みが走る。
ユウの構築していた魔法が風の属性を帯び、風の刃に変わる。かまいたちのように竜へ迫り、その尾と翼を切断した。
かりそめの命であっても痛覚が存在しなければ上手い戦闘はこなせない。痛みに暴れ狂い出したという事実が、この竜が番人である証拠でもあった。
竜の白い炎が前衛を襲う。熱さを感じた直後に回復魔法に包み込まれ、見る間に火傷が消えていく。
「下がれ!」
掛けられたユウの言葉で、反射的に背後へ飛び退く。自分と戦士の間をすり抜けて、彼の手から伸びた一条の光が竜の鱗を貫いた。
まるで雪像を壊したように、竜は氷の粒になり崩れ落ちる。番人の消滅で、奥に取り付けられた扉がひとりでに道を開けた。
どうやら、最終フロアに辿り着いたらしい。奥へ進むと、輝炎の神殿と同じく広い空間の中央に、今回は祭壇が設置されている。
自分も早く戦闘に戻らなければ。ユウたちの元へ駆け出すと、先ほどの回復魔法一回では癒しきれていなかった脇腹に鈍い痛みが走る。
ユウの構築していた魔法が風の属性を帯び、風の刃に変わる。かまいたちのように竜へ迫り、その尾と翼を切断した。
かりそめの命であっても痛覚が存在しなければ上手い戦闘はこなせない。痛みに暴れ狂い出したという事実が、この竜が番人である証拠でもあった。
竜の白い炎が前衛を襲う。熱さを感じた直後に回復魔法に包み込まれ、見る間に火傷が消えていく。
「下がれ!」
掛けられたユウの言葉で、反射的に背後へ飛び退く。自分と戦士の間をすり抜けて、彼の手から伸びた一条の光が竜の鱗を貫いた。
まるで雪像を壊したように、竜は氷の粒になり崩れ落ちる。番人の消滅で、奥に取り付けられた扉がひとりでに道を開けた。
どうやら、最終フロアに辿り着いたらしい。奥へ進むと、輝炎の神殿と同じく広い空間の中央に、今回は祭壇が設置されている。
