「じゃあ……時間だから…バイバイ!」


「…また会おうね!……電話とかするから!」

海斗は必死に涙をこらえているのか、口元をくいしばって涙目になっている。

そんな海斗に背を向けて、涙を拭いながら歩き出して飛行機の搭乗ゲートをくぐった。