「あのさ、冬哉...」


「ん?分かんないとこあった?」


「ないよ。さっき、お父さんと何話してたの?」


ご飯の後、冬哉がお父さんの部屋に入っていった。
何話してたんだろう?


「秘密」


「えぇー。何で?」


「話しはいいから、勉強!!」


「冬哉ー。」


「だから、話しは「もしもさ...私に彼氏が
出来たらどうする?」


冬哉はどうするんだろう。私は、冬哉に
彼女が出来たら嫌だよ...


「それは、幼なじみとして応援しないと
だろ。」


「そっか。」


そうだよね。冬哉は優しいもんね。