「やばい、遅れる!」



「春歌!はよ。」



「冬哉!おはよう!」



私は、楠木春歌(くすのきはるか)
北川高校に通う高校2年生。



「今日は遅くないか?」



「うん。」



「あっ!来週テストだから、遅くまで勉強してたんだろ。」



「えっ・・・」



「図星か。あんま無理すんなよ」