私は貴男とまた出会い、きっと恋に落ちる。

「じゃあ、次。」
と先生が言った。

次は私だ。
緊張して、心臓がうるさい。

・・・大丈夫。できる!

「御代 紫織です。
好きな食べ物はオムライスです。
1年間よろしくお願いしますっ!」


「王子の隣で、しかも美人だなんて…羨ましい。」
「家もお金持ちとか、ずるい…。」

女子はそんなふうに言いながら、紫織に羨望と嫉妬の眼差しを向ける。

「かわいいー…。」
「彼女にしたい。」

などと言いながら、真斗を羨まさそうに見る。


真斗の自己紹介によって騒がしくなった教室に、拍車をかけるように紫織が自己紹介したため、最初と比べて教室内は随分と騒がしくなっていた。


だが、当の本人は全く気づいておらず

・・・無事に終わってよかった。

なんて考えていた。