高い身長がコンプレックスで、小さな可愛らしい女の子になりたかった。

中学生の時本気で好きになった人には、背が高いことを理由に断られた。

それからずっと、好きになっても想いはずっと秘めてきた。誰にも何も言わず、自分の中だけで完結してきた。

でも、それも苦しい。フラれても苦しい。想いを秘めても苦しい。どちらも苦しいなら最初から期待をしなくていいように、恥ずかしくなくていいように私は、押し殺すことを決めたんだった。

はずなのに、

「好きです、」

私は、昔と同じ過ちを繰り返している。

待って私。また苦しい思いを辛い思いを味わいたいの?よく考えてよ、私。